2021
04/04
不動産知識
令和3年度 地価公示
令和3年3月23日、令和3年度の地価公示が発表されました。
不動産に馴染みのない方にとっては地価公示(ちかこうじ)とはあまり聞きなれない言葉だと思いますので、簡単にまとめてみました。
地価公示を知ろう!
①地価公示とは?
➜国土交通省が発表している土地の価格
②何のためにあるの?
➜一般的な土地取引の目安とするため
③どうやって価格を決めているの?
➜2人以上の不動産鑑定士による鑑定結果を鑑みて決定される
④いつの時点の価格?
➜毎年1月1日時点の地価が3月中旬から下旬ころに発表される
地域ごとに標準地が決められている!
お住まいの地域事に標準地が決められています。
自分の家から一番近い住宅地の標準地の価格が参考価格と考えて良いでしょう。
〇岡山の標準地価格は国土交通省のページから確認できます
〇令和3年の岡山の地価はどうなったのか、岡山県のホームページにて確認できますので、気になる方はこちらをどうぞ
では、岡山の地価はどうなったのか
①全用途平均変動率は、▲0.5%と下落した。
②住宅地は、昨年は横ばいだったが再び下落に転じた。
③商業地は、平成28年以来5年ぶりに下落に転じた。
④市町別では、早島町のみ0.9%上昇。岡山市、総社市が横ばい。他は全て下落した。
「立地適正化計画」の運用も始まり、今後はより一層、郊外エリアと市街化中心地で土地価格の乖離が進んでいくと推測されます。
ある程度の相場が確認できる地価公示、一度ご確認されてみても良いかと思います。